半分の魚の王様のポーズ(アルダ・マツエンドラーサナ)
Arbha Matsyendrasana / アルダ・マツエンドラーサナ
このページでは、半分の魚の王様のポーズの意味、効果、ポーズ・やり方、実際にやってみたときのポイントの解説をしていきます。
半分の魚の王様のポーズの意味は?
マツエンドラは、魚族の王で、ハタ・ヨガの創始者の一人である聖者の名前。
伝説の聖者マツエンドラから名づけられた、ねじりのポーズです。「アルダ」は「半分」という意味。
半分の魚の王様のポーズは何に効果があるの?
半分の魚の王様のポーズは、腰痛を緩和し、便秘を改善してくれるポーズです。
- 腰痛の緩和
- 便秘の改善
- 骨盤を整える
- ウエストの引き締め
【禁忌】ひざのトラブル、足首に痛みがある場合、妊娠中、生理中
半分の魚の王様のポーズ・やり方
半分の魚の王様のポーズは、座ったまま行う代表的なねじりのポーズです。
足を前に伸ばして座り、肩の下に手が来るようにして床につきます。背筋は伸ばし、目線は正面を。
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右の膝を曲げて、左の足をまたいで、左腰の横に右足を置きます。
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左の膝を曲げ、右腰の横の方へ足を寄せます。
右のお尻が上がってしまいやすいので、両方の坐骨がしっかり床につくよう意識しましょう。
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左手で右の膝をかかえ、息を吐きながら、上半身を右にねじります。
顔だけが右を向かないよう、腰からねじりを入れるようにしましょう。
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もうすこしねじりを加えても大丈夫そうなら、目線を後ろへ。右腕を左の膝にかけて、腕と膝で押し合うようにすると、より深くねじりが実感できます。
この時も、両方の坐骨が床から浮いてしまわないよう、均等に体重をのせましょう。
反対側も同様に行います。
半分の魚の王様のポーズのポイント
ひざに痛みがあるときは足をのばして。
ひざに痛みがあったり、ゆるやかにねじりをいれたいときは、片足を伸ばしたまま、右ひざを両手でかかえ、上半身をねじりましょう。