横向きの足上げポーズ
Anantasana / アナンターサナ
このページでは、横向きの足上げポーズの意味、効果、ポーズ・やり方、実際にやってみたときのポイントの解説をしていきます。
横向きの足上げポーズの意味は?
アナンタは蛇王のこと。
アナンタは、ヒンドゥー教の三大神のうちのひとり「ヴィシュヌ神」が、蛇王アナンタに横たわった姿で神話では描かれることが多いことから、横たわったこの様子を模してアナンタのポーズと呼ばれます。「蛇のポーズ」「竜のポーズ」とも言われます。
横向きの足上げポーズは何に効果があるの?
横向きの足上げポーズは、骨盤のゆがみを整え、体幹を強化するポーズです。
- 骨盤のゆがみを整える
- 腰痛の緩和
- 体幹の強化
- 股関節の柔軟
【禁忌】鼠径部のけが、ひざのトラブルや痛み
横向きの足上げポーズ・やり方
横向きの足上げポーズは、横向きになって足を上げるポーズです。
右の身体の側面を床につけて横たわります。右ひじは立てて、手のひらで頭を支えるように。両足はそろえて、右足に左足を重ねるようにしましょう。
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左手の親指・人差し指・中指の3本で左足の親指をつかみます。
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息を吸いながら、左ひざをのばしましょう。足は真横に上げますが、おしりがうしろに突き出したり、身体が前後に倒れないよう、姿勢がくずれない範囲で。お腹に力を入れて、上げていない方の足はかかとでしっかりと押し出します。目線は正面を。
この姿勢のまま呼吸を3回繰り返しましょう。
横向きの足上げポーズのポイント
ひざが伸びにくいときは、タオルやバンドを使っても。
はじめは、ひざ裏がのびにくいので、ヨガバンドやタオルを足にひっかけて、足が真横に上がるところまででOK。タオルを持った手で足をひっぱるようにすると、より伸びを感じやすくなります。