ホットヨガ | 初ヨガ！ダイエット

室温と湿度の高い室内で行う、発汗作用の強いヨガ

ホットヨガは、室温39度、湿度60%が保たれた室内で行うヨガです。この室温は身体の柔軟性をもっとも高める温度のため、効率的に筋肉を伸ばすことができます。

高温多湿の環境下のため、脱水状態にならないよう、他のヨガほど激しいポーズがないのも特徴。呼吸法とストレッチをメインにしたヨガです。

1946年インド生まれ。ヒンディー語とヨガを教える先生より、3歳からヨガを習い始めます。学生時代に膝を故障し、6ヶ月間のヨガ治療によって膝が完治。この経験から本格的にヨガを学び、ビシュヌ・ゴーシュ師の元、毎日6時間以上夢中でヨガの練習をしたと言われています。

現在では、世界60カ国、日本を含めた1500箇所以上にスタジオを開設しています。

高温多湿のインドの気候の中で育ったビクラム氏。世界各地へ飛び回っている際に、東京の冬のヨガクラスでは身体が固まり、動きが悪くなってしまいました

そこでガスストーブを置いたのがホットヨガの起源。身体が温まったことで筋肉がほぐれ、ポーズを取りやすくなることに気づいたビクラム氏は、高温多湿の室内で行うヨガを発案しました。

2つの呼吸法と、ハタヨガの26種類のポーズを、90分間のレッスンで組み合わせたもの。1ポーズは2セットずつ行い、前半は立位のポーズ、後半は寝た姿勢のポーズで行われます。

温度39度、湿度60%の高温多湿の室内でヨガを行うため、1レッスンで1リットルの水がなくなります。むくみの改善や、体内のデトックス、冷えの解消に効果があると言われています。

しかし、特殊な環境のため、心臓疾患、高血圧、妊婦にはおすすめできません。

ビクラムヨガをていねいに解説しています。長く続けているヨギーにも人気のガイド本です。

ビクラムチョードリーガイアブックス 2014-10-20