ハタヨガ | 初ヨガ！ダイエット

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ハタヨガってなに？

ハタヨガは、数々のヨガの流派の元となったヨガ

ハタヨガは8～9世紀ごろから伝わるヨガで、それまで瞑想が中心だったヨガに動きの要素を取り入れたのがハタヨガ。現代で広まっているヨガの多くは、このハタヨガがベースであると言われています。

ハタヨガは「HA＝ハ」と「THA＝タ」の二つの言葉からなるサンスクリット語。
「HA」と「THA」は、それぞれ太陽と月、精神力と生命力、心と身体など相反するものを表します。

身体を動かすポーズや呼吸でその二つを調和させ、心と身体のバランスをとり、瞑想へと繋げていくことがハタヨガの考え方です。

ハタヨガの創始者は？

ハタヨガの創始者は、ゴーラクナート氏

ハタヨガは8～9世紀ごろから徐々に作られ始め、13世紀にゴーラクナートによって形づくられました。
それまでのヨガは、座法としてはポーズが存在していたものの、基本的には瞑想や呼吸法が中心。そこに動きやポーズが加わったのがハタヨガです。

16世紀にはスヴァートマーラーマがヨーガ論書『ハタヨーガ・プラディーピカー』でハタヨガを体系的にまとめ、伝えました。

ハタヨガはどうして生まれたの？

「HA＝太陽、精神力」と「THA＝月、生命力」の融合

ハタヨガの「HA＝ハ」は、太陽、精神性、精神エネルギーを意味し、「THA＝タ」は、月、プラーナ、生命力を意味しています。生命力が優勢になり、メンタルが劣勢になると、人は怒りを感じたり暴力的になります。逆に、メンタルが優勢になり、生命力が劣勢になると、人は肉体的・精神的な病気になりがちに。
ハタヨガは精神力と生命力とを、ヨガによってバランスよく調和させることを目的としています。

また、「HA」と「THA」は、太陽と月だけではなく、陽と陰、男と女、理想と現実、心と身体など、様々に相反するものの象徴でもあります。