三角のポーズ Utthita Trikonasana
(ウッティタ・トリコナーサナ)
このページでは、三角のポーズの意味、効果、ポーズ・やり方、実際にやってみたときのポイントの解説をしていきます。
三角のポーズの意味は?
「ウッティタ」は強く伸ばす、「トリ」は3、「コナー」は角度の意味のサンスクリット語です。
ヨガでは「3」は安定の数字とされていて、アーユルヴェーダの考え方である「『火、風、水』の三つの要素で体質を表すこと」や、ヨガの三大要素「呼吸・ポーズ・瞑想」も「3」に繋がる数字です。三角のポーズは、その意味でも代表的なヨガのポーズなんですよ。
三角のポーズは何に効果があるの?
体のサイドの筋肉を使って三角形を作るこのポーズは、骨盤・背骨・ワキ関節のゆがみの解消に効果的です。
●骨盤の矯正
●肩こり・腰痛の緩和
●腹部・内臓への刺激
●太もも、ヒザ、足首の強化
●背筋を伸ばす
三角のポーズ・やり方
三角のポーズは全身を使って三角形をつくるポーズです。
両足を肩幅より広く開き、左足先は真横に、右足先は正面に向けて立つ。
息を吸いながら、両腕を横から広げ、肩の高さまで上げる。手のひらは床に向けて、左右で引っぱりあうように。
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息を吸いながら背筋を伸ばす。
息を吐きながら、右に骨盤を押し出すようにして腰だけを右へ。
体は正面を向いたまま。
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骨盤を正面に向けたまま、息を吐きながら左手をそのまま下ろして左の足首を持つ。(足首が持てなければスネのあたりでOK)
右手は真上へ、指先はまっすぐに伸ばして、目線は指先を。
頭は背骨の延長線にあるように、きちんと持ち上げる。
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息を吐きながら、右手を耳にかぶせるように左の方向へ伸ばす。
腕が腰から一直線になるように。体の右サイドの筋肉が伸びているのを感じましょう。
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息を吐きながら、伸ばした右手を左足の隣の床につける。できるだけヒザ裏がピンと伸びるように。
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息を吸いながら、右手は床についたまま、腰から大きく回転させて、左手を真上へ伸ばす。
胸を開くようにして、目線は指先へ。ここで一呼吸。
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ゆっくりと左手をおろし、足はそのままで、肩・首の力を抜いてリラックス。フ〜っと息を吐く。
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息を吸いながら、上体を起こして両手を真横に広げた始めのポーズに戻る。
息を吐きながら手と足を戻し、反対の方向も同様に行う。
三角のポーズのポイント
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