後ろで腕を組んだ蓮華座
Baddha Padmasana / バッダ・パドマ・アーサナ
このページでは、後ろで腕を組んだ蓮華座の意味、効果、ポーズ・やり方、実際にやってみたときのポイントの解説をしていきます。
後ろで腕を組んだ蓮華座の意味は?
「バッダ」は「捕らえられた」の意味。
サンスクリット語で「バッダ」は「捕らえられた」の意味で、後ろ手に組んだ腕で身体を捕らえるように前屈するポーズです。
後ろで腕を組んだ蓮華座は何に効果があるの?
後ろで腕を組んだ蓮華座は、股関節の柔軟性を高める効果があります。
肩の可動域を高め、股関節の柔軟に効果があるポーズです。
- 股関節の柔軟性を高める
- 肩の可動域を広げる
- 気持ちを安定させる
後ろで腕を組んだ蓮華座・やり方
後ろで腕を組んだ蓮華座は、腕を身体の後ろで組んだ蓮華座で前傾します。
蓮華座で座る
マットの上に蓮華座で座ります。右足を左の太ももにのせ、左足を右の太ももにのせます。手は太ももの上に軽く置きましょう。
▼
後ろからみた図
両方のお尻にバランスよく重心が乗るように調整します。
▼
足を足の付け根に寄せる
片足ずつ、足の甲を付け根の方に寄せます。足裏が天井へ向いた状態。一度、背筋を伸ばしましょう。
▼
右腕を後ろに回して左足をつかむ
右腕を背中へ回し、後ろ手で左足の親指をつかみます。
▼
左腕を後ろに回して右足をつかむ
右腕の上から左腕を背中へ回し、後ろ手で右足の親指をつかみます。
一度大きく深呼吸して、背筋を伸ばしましょう。
▼
後ろから見た図
両腕を背中側に回して、反対側の足の指を持った状態です。自然と背すじが伸びるのを意識しましょう。
▼
前屈する
息を吐きながら、両手で足の指を持った状態で上体を前へ倒します。無理に前屈せず、心地よい位置でストップ。
この状態のまま呼吸を3回繰り返します。
後ろで腕を組んだ蓮華座のポイント
何度も背中を伸ばしながら、気持ちよい前屈を
後ろ手で両足指を持つと、息が詰まりやすくなります。息を吐くと身体が弛緩するので、何度も呼吸をしながら、少しずつ前屈しましょう。
無理に上体を床へつけようとするのではなく、気持ちのいいところでストップするのもポイントです。