賢人カシュヤパのポーズ
Kasyapasana / カシュヤパ・アーサナ
このページでは、賢人カシュヤパのポーズの意味、効果、ポーズ・やり方、実際にやってみたときのポイントの解説をしていきます。
賢人カシュヤパのポーズの意味は?
「賢人カシュヤパ」はインド神話の7人の賢人のひとりです。
賢人カシュヤパは、インド神話の7人の賢人のうちのひとりで、カシュヤパをたたえるポーズとして名付けられました。
賢人カシュヤパのポーズは何に効果があるの?
賢人カシュヤパのポーズは、足の引き締めと体幹強化に効果のあるポーズです。
- 足の引き締め
- 体幹強化
- 腕・肩・首の強化
- バランス感覚を養う
賢人カシュヤパのポーズ・やり方
賢人カシュヤパのポーズは、片手と片脚を床につき、身体を横に向けた状態を保ちます。
よつんばいになる
- 肩の下に腕
- つま先を立てる
肩の下に腕がくるよう、よつんばいになります。つま先を立てましょう。
▼
身体を一直線に
- ひざを伸ばす
- かかとから頭まで一直線に
- お腹に力を入れる
- 太ももを引き上げる
- 両手と両つま先で支える
ひざを伸ばして、両手とつま先で身体を支えます。お尻が落ちやすいので、お腹に力をいれ、太ももを引き上げて、頭からかかとまで一直線になるようにしましょう。手は肩の真下にくるようにします。
▼
身体を横に向ける
- 身体を横に向ける
- 左手を腰に
- お尻が落ちないように
右手を床についたまま、身体を横に向けます。左手は腰にあてましょう。お尻が落ちてしまわないように、太ももを引き上げるように意識します。
▼
左手を上げる
- 左手を上げる
- 肩甲骨を引き寄せる
左手を上げます。肩甲骨を引き寄せるようにして、両肩をしっかりと後ろに引きます。足はそろえて、右足の上に左足がのるようにしましょう。
▼
左足を引き寄せる
- 左足を曲げる
- 左手で左のつま先を引き寄せる
左足を曲げ、左手で足首を持ち、足の付け根の方へ引き寄せて片脚の蓮華座を組みます。
▼
左手を伸ばす
- 左手を頭の遠くへ伸ばす
- お尻が落ちないよう、腰ごと上に持ち上げる
お尻が下がらないように気を付けながら、左足を持っていた手を頭の方へ伸ばします。
▼
後ろ手で左足を持つ
- 伸ばした左手を背中へ回す
- 左手で左足の親指をつかむ
- 左肩を引く
- 目線は天井へ
伸ばした左手を背中へ回し、後ろ手で左足の親指をつかみます。左の肩を引くようにして、身体を天井へ見せるように。目線はそのまま天井へ。
この姿勢のまま呼吸を3回繰り返します。
反対側も同様に行いましょう。
賢人カシュヤパのポーズのポイント
お尻と腰が落ちないように注意
お尻と腰が下に落ちてしまいやすいポーズです。体幹に力を入れ、頭頂からかかとまでが一直線になるように意識しましょう。