英雄のポーズ3
Virabhadrasana3/ ヴィーラバドラ・アーサナ
このページでは、英雄のポーズ3の意味、効果、ポーズ・やり方、実際にやってみたときのポイントの解説をしていきます。
英雄のポーズ3の意味は?
英雄のポーズは、シヴァ神の化身ヴィーラバドラをたたえるポーズです。
ヒンドゥー教の三大神シヴァ。シヴァの1本の髪から生まれたとされる英雄がヴィーラバドラです。堂々と構える英雄の姿がポーズと重なりますね。英雄のポーズはI〜IIIまであり、どれもヨガでは人気のポーズです。IIIは一番難易度の高いアーサナです。
英雄のポーズ3は何に効果があるの?
英雄のポーズ3は、お尻・足の引き締めに効果があるポーズです。
- お尻の引き締め
- 足全体の引き締め
- 集中力を高める
- 内臓の働きを高める
【禁忌】ひざのトラブル、首のけが、腰のトラブル、股関節の損傷
英雄のポーズ3・やり方
英雄のポーズ3は、一本の足で立ち、手の指先からかかとまでが一直線になるアーサナです。
山のポーズで立つ
両足の裏をしっかりとマットにつけて立ちます。
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両手を腰にあてる
両手を腰にあてます。
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左足を大きく後ろへ引く
腰に手をあてたまま、左足を大きく後ろへ引きます。
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右足を踏み込む
右ひざが右足首の真上にくるように、右足を踏み込みます。
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重心を前の足に乗せる
息を吐きながら、重心を少しずつ右足に移動させて、上半身を倒していきます。同時に、左足の付け根から床と平行になるまで足を上げていきます。
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さらに上体をたおす
さらに息を吐きながら、上半身が床と平行になるようにたおしていき、下半身は床と平行になるまで上げていきます。上げる太ももの裏側が天井に向くように意識しましょう。
足は付け根から動きを入れ、頭が下がりすぎないようにします。
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両手を前方へ
息を吸いながら、両手を床と平行になるように前方へ伸ばします。目線は指先を。
手の指先や頭頂と上げた足のかかとで身体をひっぱりあうようにするのがポイント。身体が一直線になるように意識しましょう。
この姿勢のまま呼吸を3回繰り返しましょう。
反対側も同様に行います。
英雄のポーズ3のポイント
両手を開くとバランスがとりやすい
両手を肩の高さで開いたポーズでもOK。バランスがとりやすくなります。