英雄のポーズ1
Virabhadrasana I / ヴィーラバドラ・アーサナ
このページでは、英雄のポーズ1の意味、効果、ポーズ・やり方、実際にやってみたときのポイントの解説をしていきます。
英雄のポーズ1の意味は?
英雄のポーズは、シヴァ神の化身ヴィーラバドラをたたえるポーズです。
ヒンドゥー教の三大神シヴァ。シヴァの1本の髪から生まれたとされる英雄がヴィーラバドラです。堂々と構える英雄の姿がポーズと重なりますね。英雄のポーズはI〜IIIまであり、どれもヨガでは人気のポーズです。
英雄のポーズ1は何に効果があるの?
英雄のポーズ1は、お尻・太ももの引き締めに効果があるポーズです。
- お尻の引き締め
- 股関節の柔軟性を高める
- 太ももの引き締め
- 背筋の強化
【禁忌】高血圧、腰のトラブル、ひざのトラブル、股関節の損傷
英雄のポーズ1・やり方
英雄のポーズ1は、脚を大きく踏み出し、足と背筋で身体を支えるアーサナです。
山のポーズで立つ
両足の裏をしっかりとマットにつけて立ちます。
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両手を腰にあてる
両手を腰にあてます。
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左足を大きく後ろへ引く
腰に手をあてたまま、左足を大きく後ろへ引きます。
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足の位置は、前の足を縦にまっすぐ
右足と左足がまっすぐ一直線の上に乗るようにしながら、左足はかかとを軸にすこし外側へ開きます。
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上の図のように左足を外側へ
左足は、すこし外側へ開きます。
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右のひざを90度に曲げる
息を吐きながら、右のひざを90度になるあmで曲げ、前に重心を移します。重心は左右の足真ん中になるように。
おへそを後ろへ引き、骨盤は正面を向くようにして、しっかりと立てましょう。
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両手を上げる
息を吸いながら、両手を天井へ。目線は正面を。
後ろ足のかかとが上がりやすいので、しっかりとマットを踏むようにしましょう。
この姿勢のまま呼吸を3回繰り返しましょう。反対側も同様に行います。
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手のひらは合掌でも、後ろへ見せても
上げた両手は合掌するか、腕を肩の付け根から小指を内側へ入れるように後ろへ向けてもOK。鎖骨を左右に広げるよう意識しましょう。
英雄のポーズ1のポイント
骨盤は正面を向くように
足を開いたときに、意識して骨盤が正面を向くようにしましょう。両肩、両腰骨が水平を保てないときは、足の幅を調整して、狭くしてもOKです。