安楽座
Sukhasana / スカーサナ
このページでは、安楽座(スカーサナ)の意味、効果、ポーズ・やり方、実際にやってみたときのポイントの解説をしていきます。
安楽座(スカーサナ)の意味は?
「スカ」は「楽な」という意味。
サンスクリット語で「スカ」は「楽な、喜び、安楽」という意味で、日本ではあぐらと同じ座り方です。
安楽座(スカーサナ)は何に効果があるの?
安楽座(スカーサナ)は、気持ちを安定させる効果があります。
安楽座はヨガの座法の基本ポーズ。ヨガを行う前や、ポーズの合間の休憩、瞑想のときなど、様々な場面でこの安楽座をはさみ、リラックスをして精神の安定をはかります。ヨガには様々なポーズがありますが、最も基本的で、だからこそとても難しく、重要なアーサナのひとつです。
- 姿勢を整える
- 気持ちを落ち着ける
- ストレスの解消
- 集中力を高める
【禁忌】ひざのトラブル、股関節の損傷
安楽座(スカーサナ)・やり方
安楽座(スカーサナ)は、骨盤をまっすぐ立てて、楽に呼吸しましょう。
骨盤を立てて座る
骨盤を立てて床に座ります。左右の座骨に均等に力がのるように調整しましょう。胸の中心を上げるようにして、肩は力を抜いてリラックス。手のひらはももの上に置き、天井に向けるか、親指と人差し指で輪をつくった「チン・ムドラー」という印を結びましょう。
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背筋をのばして深呼吸
背中が丸くならないように、背筋を伸ばします。
目線は正面へ。目を閉じて、自然な呼吸を繰り返しましょう。
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足を上から見た図
両方の足は、すねの真ん中あたりで合わさるようにし、足を寄せます。ひざの高さはそろえましょう。どちらの足を前にしてもOKです。
安楽座(スカーサナ)のポイント
目を閉じて瞑想を
安楽座はヨガの基本ポーズ。瞑想をするときにぴったりなポーズです。目を閉じて、普段外側に向けている意識を内側に集中させて、自分の内面に湧き上がってくる感情や悩みと向き合いましょう。
自然と出てくる悩み事も、無理に抗おうとせず、そのまま自身の感覚に委ねると、ヨガの新しい世界がぼんやりと見えてくるかもしれまんね。